睡眠時無呼吸症候群への矯正歯科医としての対応

日本大学在職時に、おとなの睡眠時無呼吸に関する臨床と研究で、フィンランドのTurku大学に約1年半留学しておりました。

留学前の1995年から、ここの顎顔面口腔外科医および矯正歯科医と、スリープスプリント(睡眠時に装着するマウスピース)の開発と研究に交流をもち、現在も継続中です。

睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome; SAS)とは・・・無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まってしまうことをいいます。睡眠中に、この無呼吸が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある状態を、睡眠時無呼吸症候群といいます。

これまでの我々の研究で、こども・おとな関係なく睡眠時無呼吸症候群は、日常の生活を大きく損ねる可能性があります。

それを時には、矯正治療などを含めた治療で緩和されられるのであれば、患者様のライフスタイルの変化をもたらす、大きな改善となると考えます。

当医院では、自費診療のみではございますが睡眠に関する医療機関との連携のもと、簡易型ではありますが、ご自宅で睡眠中の呼吸モニタリングによる術前と術後の検査を行えるように準備をして、スリープスプリントの作製を行っております。

お悩みの方は是非ご相談ください。

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